医薬品の基礎知識★
みなさんは、『薬』と聞くとどういったものを思い浮かべますか?
テレビで良く見るあの風邪薬?それともあの胃腸薬?
←こんな『薬』を想像した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、『薬』には大きく分けて2つの種類があります。
【一般用医薬品】と【医療用医薬品】の2種類です!
では、この2つの薬、いったいどのような違いがあるのでしょうか。
一般用医薬品(大衆薬)
一般用医薬品とは、医師による『処方箋』が必要なく、薬局などで自由に買える薬のことを言います。
大衆薬、市販薬、OTC医薬品(Over The Counter Drug)などと呼ばれることもあります。
厚生労働省の定義では、「医療用医薬品として取り扱われる医薬品以外の医薬品を指し、一般の人が薬局等で購入し、自らの判断で使用する医薬品であって、通常、安全性が確保できる成分の配合によるもの」と定義されています。
最近では、セルフメディケーション(自分の病気は自分で治す)の流れもあって、販売されている一般薬の種類も豊富です。みなさんも、風邪を引いた時や怪我をした時など、薬局で売られている市販薬を買って自分で治したことがあるのではないでしょうか。
医療用医薬品
医療用医薬品とは、医師が患者さんの病状に応じた薬を書き記した『処方箋』がないと手に入れられない医薬品のことです。
医師の指導や管理のもと、病状の経過を見ながら使用される薬です。
一般用医薬品と違い、あくまで医師の許可がなければ使用することができません。
現在使用中の薬(一般用医薬品も含めて)、食べ物のアレルギー、薬による副作用の有無、妊娠中または授乳中であるか、仕事の内容(車での運転業務、危険な機械操作)などを医師に伝えることによって、医師はその患者さんに最も適切な薬を処方します。
アルフレッサは、主にこの『医療用医薬品』を取り扱っている医薬品総合商社です!
これまでご紹介してきた病院や薬局がお得意様なのは、これら医療用医薬品を扱っているからなのです★