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アルフレッサ株式会社 新卒採用情報


MSとMRの関係とは…?

医療業界におけるMSとMRは、どんな関係を構築しているのでしょうか。協力関係?それともライバル?

 医療用医薬品には、何千・何万という種類があります。医薬品卸のMSが1人で、医師や薬剤師に全ての薬を説明してまわるのはとても不可能なことす。またそれはMRにも言えることで、彼らとて全ての医療機関をカバーすることは、非常に困難なことでもあります。
そこで、両者は共通のお得意様(医療機関や薬局)に情報提供・販売活動などを行う時、お互いの長所を活かし合いながら協力する態勢を構築しました。MSは幅広く多角的な視点からの情報を、MRはより専門的な角度からの自社製品情報を、お互い交換し合いながら、販売活動を行います。
そうすることにより、偏りのない、より質の高い情報を医療機関に提供することができるのです。

協力関係の活かされ方★

 MSとMR、両者から提供された情報は、どんな風に活かされ、どんなメリットがあるのでしょうか。

医師は、独自に調査した情報の他に、MS・MRから聞いた情報を総合的に判断して、患者さんにとって最も良いと思われる薬を処方します。
MSはメーカーの枠を超えた医薬品の幅広い情報を、MRは自社製品の特徴や専門的な情報を、それぞれ医療機関に提供します。このような様々な角度からもたらされる情報が、より良い医薬品を処方される元になるのです。

また、MS・MRともに同じ医薬品の採用を目指して、医療機関に対して一緒にPR活動を行うこともあります。その場合は、お得意様に一緒に訪問し、営業することもあるのです!
※ただし、医療機関に対する納入価格の決定権はMSにあります。医薬品を実際に納入するのも、MSの仕事になります。

 

以上のように、MSとMRの関係は持ちつ持たれつ、お互いになくてはならない存在です。そのため、MSにはお得意様とのコミュニケーションもさることながら、MRとも十分に意思疎通を図ることのできる力が求められるのです。