医薬品総合商社として私達が扱う『医療用医薬品』は、直接患者さんの生命に関わるものです。
他の流通業界とは違った、医薬品ならではの特徴があります！

医薬品流通の特徴

医薬品流通の大きな特徴の一つは、各種法律（薬事法・医療保険制度など）によって規制・管理されていることにあります。
取り扱っている商品は直接生命に関わるものです。そのため、医薬品の保管・配送などの際には【安定供給・安全性】を絶対に保たなければならす、厳しく規制・管理されています。

 では、なぜそのような規制があるのでしょうか。
医薬品の多くは、温度や湿度、光などの外的刺激に弱く、外部の環境により変化してしまう可能性があります。
効果が薄れたり、性質の変化してしまった薬を重症の患者さんが服用したらどうなるでしょう。正しく効果が出ず、命の危険にさらされてしまうかもしれません。
このようなことが起きないために、医薬品には厳し過ぎるくらいの規制が設定されています。

また、生命関連商品である医薬品は、正確な情報を伴って初めて、【安全・適正】に使用されるという特徴もあります。
医薬品には【効能】というものがあり、例えば糖尿病には糖尿病の、高血圧症には高血圧症の薬を服用します。糖尿病の治療薬は、血中の糖の吸収を抑える効果があります。これを、糖尿病ではない人が服用したらどうなるでしょうか。必要以上に糖の吸収が抑えられ、低血糖になり、場合によっては死に至ります。
正しく患者さんに使って頂くために、医薬品の情報（どんな病気に使うのか、どの薬を使うのか、どれくらいの量を使うのか）を医療機関に伝えるということも、とても大切な【医薬品流通】の特徴となっています。

規制や管理を十分に行うだけでなく、正確な情報を正確に医療機関に伝えてこそ、医薬品の価値が発揮されます。

医薬品の規制や管理

医薬品を取り巻く規制や管理は数多くあります。製薬メーカーで製造されてから患者さんの手元に届くまで、全ての流通が管理され、記録されています。

例えば、みなさんが一度は打ったことのあるワクチン。
ワクチンは、２℃〜７℃以下で保存でしなければならないと定められているため、製造されてから私達『医薬品卸』に届き、『医療機関』に配達され、『患者さん』に投与されるまでの全ての過程において、決められた温度による管理・保管・配送がなされています。
また、製造番号の記録により、いつ・どこで製造されたワクチンが、いつ・どこの医療機関でどの患者に使用されたのか、全て分かる仕組みになっています。

その他にも、【医薬品の価格（薬価）】は厚生労働省により一定のルールで定められており、また薬事法の中では、医薬品や医療機器の適正使用のために、情報提供だけでなく情報『収集』の努力義務も課せられています。

アルフレッサはどんなことをしている会社？

 医薬品総合商社アルフレッサは、医療用医薬品・一般用医薬品・医療機器などの商品を製造会社（メーカー）から仕入れ、医療機関に届けしている会社です！
それだけでなく、あらゆるメーカーのあらゆる薬剤を扱っているため、医薬品情報が集約される場所でもあり、様々な『医薬品情報』も一緒にお得意様にお届けしています。

患者さんが、医療機関が必要とする薬を、必要な時に、必要なだけ、必要な場所へ正確・迅速に提供てきるよう、医薬品流通をサポートしています。

全ての人々の健康・幸せのために、医療に貢献したいと考えています！！