一括印刷 印刷

三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社


井用 崇文

トコトン「人間力」を磨き、お客様との信頼関係を深められる仕事です。 井用崇文 2010年入社 東京法人営業部 営業
  • 入社動機
  • 当社との出会いに「運命」を感じ、入社を決意しました。
私は実は理工学部の情報学科出身で、就職活動時はシステムエンジニアの採用を探していました。当社に入社したときの職種も、営業ではなくシステムエンジニア。システム開発の仕事に3年ほど携わった後、営業部へ異動になったのですが、前々から「リースの現場のことをもっと知りたい」と上司には伝えていたので、ほとんど違和感はありませんでした。もともと私は就職活動をしていた頃から、システム開発にとどまらず幅広い経験を積んでみたいと考えており、いつかは金融の世界に深く関わってみたいという思いから、この業界を選んだのです。その中でも当社を選んだ理由は、採用担当者の方がとても親切だったこと。「自分はこの会社と縁があるのではないか」と運命のようなものを感じ、入社することに決めました。
  • 仕事内容
  • 大手企業の担当者を相手に、当社のリースをご提案します。
私が所属している部署で行っているのは、いわゆる「ベンダーリース」と言われるビジネスです。お客様となるのは、複合機やOA機器、ソフトウェアなどのメーカーや販売店。その多くは、日本中の誰もが名前を知っているような大手企業です。こうした販売店がリースのお客様となる企業に対してOA機器を導入する際、多くの場合はリース契約が発生します。このとき、当社のリースを使っていただけるよう、販売店の担当者にご提案をするのが私たちの役目。当社のリースの魅力やメリットを説明したり、お客様にとって有利なレートをご案内したりすることはもちろん大切ですが、それだけでは、競合他社がたくさんある中で当社を選んでいただくことはできません。むしろベンダーリース営業において重要な要素となるのは、商品力よりも「人間力」。いかにお客様から「人」として信頼してもらえるかが、契約の鍵を握っているのです。
  • 仕事の魅力
  • 人間関係が楽しくなるほど、売上も上がっていきます。
この仕事の難しいところは、何と言ってもお客様とのコミュニケーション。営業になりたての頃は、「お客様を立てなければ」という気持ちが強すぎてなかなか関係を深めることができず、はっきり言うべきことをつい遠慮したりすることもありました。でも、本当の意味での信頼関係を築くためには、勇気を持って踏み出さなければいけません。まずはこまめに足を運び、顔を覚えていただく。仕事の話ばかりしていてもいけません。むしろ、打ち合わせ中はプライベートの話など雑談をしている時間がかなり長いぐらいですし、そうやって仲よくなれたお客様からは自然に契約をいただけます。最初は私の名前さえ覚えてくださらなかったようなお客様も、気がつくと「井用君と話していると楽しいから、次のリースは君の会社にお願いするよ」とおっしゃっていただけるようになる。この仕事をしていて良かったと思うのは、そういう時ですね。人間関係が楽しくなるほど売上が上がっていくのが、この仕事の醍醐味と言えるかも知れません。一方で、お客様の企業の中の、どの方がキーパーソンなのかを見極め、戦略的に人脈を構築していくのもこの仕事のポイント。本当にあらゆる意味で人間力を鍛えられる現場だと思います。
  • 将来の目標
  • 部署にとらわれず、幅広い経験を積んで成長したい。
当社の魅力は、若い社員の「可能性」を重視し、公平に大きなチャンスを与えてくれるところだと思います。事実、私も情報システム部から営業に転属になってまだ2年目ですが、部署の中でも一、二を争う大口のお客様の担当を任せていただいており、大きな裁量を持って営業活動に取り組むことができています。システムエンジニアとして入社した自分が、こうして営業の花形と言えるような仕事まで経験できたのは、本当に幸運なことだと思います。今後の目標も、管理部・営業部といった枠にとらわれず、幅広い経験を積んで成長し続けていくこと。そのために、休日も「銀行業務検定」や「マイクロソフト・Officeスペシャリスト」といった資格の勉強を続けています。いずれは社内で革新的な成果を出した人に与えられる「社長賞」も獲りたいですね。
  • 学生へのメッセージ
私の場合は就職活動にかなり苦労して、一般的な学生よりも内定をいただいたのがかなり遅めでした。その経験を踏まえて思うのは、「最後まであきらめなければ、必ずチャンスはある」ということ。希望を捨てずに頑張ってほしいですね。そして、「自分は経済学部だから金融業界」「情報学科だからIT業界」といった風に決めつけず、趣味の観点なども含め、いろんな視点から自分に合う会社を探していけば、きっと良い結果が出ると思います。